葉酸が身体に必要な理由

葉酸は身体に吸収されると骨髄内の血液を作る臓器に作用し、赤血球を作ります。従って、造血ビタミンとも言われています。葉酸は、赤血球の合成、細胞分裂、細胞の成長、発育に必須の栄養素です。

 

特に妊娠前、妊娠中の女性には葉酸は必須の栄養素です。身体の組織を正常な形に育てる働きをなし、また一方では、冠状動脈の疾患を防ぐ重要な役割を果たしています。胎児の成長だけではなく、中枢神経系などが作られる時にも重要な働きをします。

 

欧米では、葉酸は女性に限らず男女ともに必要な栄養素という認識で周知徹底されています。うさぎに体重1kg当たり4gの葉酸を食べさせると死にますが、人間の場合、大量に摂取しても有害になることはないです。しかし、静脈内に急速に大量の葉酸が注入されるとショック状態になることが知られています。

 

また、健康状態がすぐれない時、食欲不振、口腔内の炎症予防、または貧血状態時には、赤血球や白血球の減少を食い止めたり、白血病、ガン患者に対しても効果があったという研究報告もあります。

 

このように葉酸は、人間が生きていく上で効果的に摂取する必要があります。また、赤ちゃんを産んだ後に母乳の出を良くするなどの効果も知られています。他には、健康的な美肌を保つ、腸内の寄生虫や食中毒を抑制するなどの働きがあります。また、パントテン酸などと一緒に摂取すると白髪を防いだり、白髪の進行を遅くするなどの効果があることが分かっています。